初めに、世界中で人気爆発中のブランド【UGG AUSTRALIA】は、オーストラリアのブランドではありません。デッカー社(本社アメリカ)のブランドです。
UGGの歴史
UGGムートンブーツは、パリスヒルトンやリンジーローハンなどの海外セレブが注目し人気を広めました。今や、入手困難な人気アイテムとなっています。始まりは、1978年に、サーファーのブライアン?スミスがオーストラリアとニュージーランドのビーチでシープスキンが縫われているのを見てアメリカに持ち込んだことが始まりといわれています。
初めてオーストラリアからニューヨークに持ち込まれた時は、あまり評価されませんでしたが、その後、カリフォルニアで同じようなシープスキンブーツをサーファーたちが履いているのを目にして、市場に出回るものだと確信を得ました。現在は、サーファーだけでなく、セレブやモデルにまでも認められ【UGG】は世界的なブランドに成長しました。
UGG呼び名の違い
ムートンブーツとシープスキンブーツは違うもの?と思っている人も少なくないですが、この2つの呼び名は言い方が違うだけで同じブーツです。なぜ同じブーツなのに呼び名が違うのか、それは、ムートンブーツとはフランス語からきたもので、シープスキンブーツは英語からきた呼び名ということ。Mouton(ムートン)はフランス語で、sheep skin(シープスキン)は英語です。共に、「羊」を意味します。
UGGブーツは、ジーンズにショート、ワンピースにロング、など秋冬のおしゃれにはかかせません?
というのは、Ugg bootsは羊の皮で作られています。UGGブーツで使用されているシープスキンは、①氷点下の寒さにも耐え得る②防水性が高い③湿気を逃すので夏でもむれにくいといった性能を兼ね揃えています。現在に至るまでを見てもわかるように、元々は、オーストラリアで寒い気候の中使えるスリッパとして作られていました。その後、パイロットが高度での寒さをしのぐために使用したことで人気が高まりました。また、サーファーたちの間で愛用されるのも、「防水性」と、水から出た後の寒さをしのげ、暖かさを保てるためです。そしてその性能は、夏でもむれず、冬は暖かいおしゃれブーツとして現在のムートンブーツの人気へと発展しました。
今や「アグブーツ」がムートンブーツの代名詞となるほど、UGGのデザインが基本となっています。